奈良県生駒市の心理カウンセリング、にじいと心理相談室です。
「疲れた、しんどい」が口癖になっていませんか?体の疲れは、睡眠不足や筋肉疲労など様々な原因が考えられますが、心の原因が疲労感に影響しているかもしれません。
どうして疲労感を感じるの?
誰でも疲れるし、年齢のせいもあるし・・と、疲労感を安易に考えてしまうかもしれませんが、疲労感は体が発信しているヘルプサインのひとつです。日々の活動の中で、さまざまな細胞が傷ついている状態を修復することが間に合わず、脳がヘルプサイン(そろそろ休んで!)を送っているんです。そのまま知らんぷりをしていると、別の病気になってしまうこともあるので、しんどさを感じた時は、まずはセルフ点検することをおすすめいたします。
疲労となる原因
急な運動などによる一時的な疲労とは異なり、頻繁に感じる疲労は、いろいろ要因が重なっていることが考えられますので、普段の生活や思考・性格などふり返って確認してみましょう。
1.生活習慣
①睡眠不足
睡眠は、体や心を回復するためにとても大切なものです。しっかり眠れていなければさらに疲労を蓄積してしまいます。不規則な時間の過ごし方や、過度なアルコール量は睡眠に大きく影響します。
②栄養不足
偏った食生活は栄養バランスを崩してしまいます。ビタミン・糖質・鉄分・タンパク質など、体を動かすためのエネルギーや回復を促進する栄養が不足していると、疲れやすい体になってしまいます。
③運動不足
適度な運動による疲労感は、食事や睡眠を促してくれます。ウォーキングや筋トレなど、生活の中で取り入れられる運動を心がけましょう。
2.心のクセ(思考傾向)
①完璧主義、責任感が強い
頑張りすぎてしまう、結果を気にしすぎてしまう。
②思い込みが強い(柔軟性に欠ける)
どちらかはっきりしないこと(0か100か、白か黒かなど)にイライラしやすい(不満)。
③自己肯定感が低い(ネガティブ思考)
自分を否定しがちになり無理をしすぎてしまう。
④周りに気を使いやすい
相手や周囲に敏感になり、気にしすぎたり合わせてしまう。
このような傾向が強い方は、他の人よりもストレスを感じやすかったり、考え事が多かったり、頑張りすぎる状態が続くことで疲労が回復されず蓄積しやすくなります。また、疲労感に鈍感になってしまい、休息の必要性を意識できなくなることもあります。
3.変化
①体の変化
加齢や傷病によって、筋肉量やホルモンバランスなど体質が変わり、以前と同程度のことにも疲れやすくなります。
②環境の変化
職場や学校、家庭など、過ごす環境が変わることで気疲れしてしまい、そのストレスから疲労感を感じることがあります。
4.病気
疲労感が、別の病気のサインになっている可能性もあります。『慢性疲労症候群』『不安障害』『甲状腺機能低下症』などの疾病では、強い疲労感や疲労感が長期的に続くといった症状があるため、他の症状の有無も確認し、内科・精神科など早めに医療機関を受診するようにしましょう。
心の疲労回復方法
蓄積された疲労感の回復には、睡眠や運動、必要な栄養補給などいろいろありますが、ここでは心の側面から回復や疲労しにくくなるための意識づけをご紹介します。心が穏やかな気もちになることで、体へも良い影響を与えます。
1.ストレスの解消&リラックス
・映画を見て泣く、大声で歌う
・友人と他愛のないおしゃべりをする
・笑顔を心がける(口角を上げると幸せホルモンのセロトニンが分泌)
・ぼーっと眺める(脳を休ませる)、など
2.自分と向き合う
・日記をつけるなど、頑張りすぎていないか確認(役割分担、やり方の見直し)
・自分の良いところを探す(できることや魅力など、家族や仲間にも教えてもらう)
・自分の安心、やる気につながる行動を見つけておく(自分へのご褒美、相談相手など)
まとめ
疲れは体の細胞たちが「休ませてよ~」とヘルプを求める合図。生活習慣や思考のクセなど要因はいろいろです。特に、『悩み』は疲労感を増幅させる大きな一因になります。
心理学者のアルフレッド・アドラーは「人間の悩みはすべて対人関係である」という言葉を伝えています。人間関係など心理的な疲労感の多くは、起こる出来事や相手に対する自身の捉え方(心のクセ)から起こります。自分と異なる点や理解されないことへの不満、抑圧、孤独感などによって、気もちが沈み、体の回復に必要なエネルギー要素や神経物質に影響を与え、回復を妨げてしまいます。
心のクセを理解しておくと、状況に合わせて緩める対処法や落ち込んだ際の戻る方法を見つけやすくなり、ストレス軽減、疲労回復につながります。
にじいと心理相談室では、心のクセを点検し、体と心、自分と周囲、仕事と家庭など、バランス良く過ごすためのカウンセリングサポートを承っておりますので、セルフ点検と併せてご活用ください。
疲れやすい年齢だから・・と軽く考えるだけでなく、ご自身の今の状態を点検確認しながら、体も心も軽やかに過ごしていきましょう。
